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【胸は小さい方が強い!】

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これは今更語るまでもない世の中の常識ではあるけれど、不思議なことに世の中はいつまで経っても巨乳万歳巨乳バンザイわっしょいわっしょいピーヒャララぽぺーぷぺーと騒がしいので、フラットデザイン界のトップランナーとしては眉をひそめざるを得ないわけである。 大は小を兼ねないし、恐竜的進化は小型化によって追いやられるのは技術史が証明しているのだけど、人間は基本的に底抜けにちょっとアレなので、こと胸に関しては例外だと信じているらしい。 まったく天動説を信じている頃から一向に進歩していないではないか、と気の長い(それこそマジノ要塞線くらい気の長い)私もうっかり憤慨したくなるところだ。

しかし私は万里の長城くらい気が長いお嬢様なので、今から人類に向けて完璧な証明を示すことで世の間違った風潮を正そうと思う。何の証明かって? 【フラットデザインの戦略的有用性】 に決まってんだろが、ヴァカめ!

ではまず、胸のサイズについて今更ながら説明しよう。以下の表を見て欲しい。

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この表は**【バストサイズと重さ】**の表である。 重さに関しては実物を千切って測るなんてヨーゼフ・メンゲレみたいなことは出来ないので、様々な企業が導き出した数字の中で、それっぽい数字を当てはめた。もちろん同サイズの中でもトップとアンダーの差で幅があるように立体のサイズ差もあるので、あくまで目安の数字でしかないということは念頭に置いておいて欲しい。置いておいて、なんだかリンダリンダみたいな響きにも聞こえるし、アマラカマラと考えると急にうさんくさくなり、てんやわんやだとパニック感が出る。 今は言葉の響きはどうでもいい、強さの証明なのだ。

さて、我々現代人は平等を重んじる時代に生きているので、当然これらの胸にサイズの違いはあれど貴賤無し! よって胸の価値=Xは同数字だと仮定する。なぜなら平等だからである。

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しかし胸の価値といってもピンとこない人が多いと思うので、もう少しわかりやすい性質のもの、例えば夢や希望に置き換えよう。

すなわちここでは胸の価値=胸に内包される夢や希望=Xとなる。

では、次に**【1gあたりのXの量】**を考えてみよう。

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今回は私の実際のサイズ数AAと世間でGODと呼ばれるGを比較しようと思う。ちょうど表の1番上と1番下で質量差が最も大きいのでわかりやすいからだ。 断じて泣いてはいない、涙なんてとっくに枯れ果てている。

まず私(AA)の場合、1gあたりのXの量はX=60Yで導き出せる。物体Yを60倍したらXというわけだ。