邦人安否はそういう意味では言ってねえ～航空機事故発生時の報道に関しての常識的覚書～

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本日２０２５年６月１２日、インドで大きな航空機事故（２４２人乗りのエア・インディア機が離陸直後に住宅地に墜落）が起こりました。ひとりでも多くの乗客、乗務員の無事を祈ると同時に、墜落現場の住宅地周辺の住民のみなさまの安全を願っております。

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というわけでおおきめな航空機事故が起きたわけだけど、この手の航空機事故が起きた際の報道として当然だけど**【法人の有無と安否】**というものがある。わざわざ説明するまでもないことなのだけど、不思議なことに理解力が致命的に低いのか、想像力がまったく無いのか、極度の日本人嫌いの外国人好きな嗜好なのか、その類の報道に対して

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外国人なら死んでもいいって事か！？

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と激怒するタイプの人が未だ見受けられるのだけど、世の中は令和も７年になるというのに未だにいにしえのイエローモンキーの楽曲みたいなことを言っておられる人が見受けられて、シンプルに**「わー、すごいなー（※褒めてはいない）」**と思ったりする。未だに昭和の時代の空気感の中に生きていらっしゃる、すごいなー。世代的に昭和の空気感とか知らないけど、たぶん脊髄反射で怒ってテーブルクロスとか引き千切ったりするんでしょ。そういう空気感の中で生きていらっしゃる。これはすごいことですよ（※褒めてはいない）

そんな昭和ノスタルジックおさむらいさん達に説明するのも、無礼打ちされそうで気が引けるのだけど、あの類の報道は、

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現地に親類縁者や友人が住んでいる人に向けて
家族が海外赴任や出張などで当該機体に搭乗している可能性がある人に向けて
海外旅行を扱っている旅行会社各社への連絡
外務省や大使館、航空会社など各所への問い合わせ殺到を防ぐため </aside>

というもので、別に「日本人は無事でーす！　外国人なんて知ったこっちゃありませーん！」といった差別的な意図は含まれていないし、そもそも誰もそんなこと言ってねえ。みなさんがただでさえ忙しいのに、見えない敵を勝手に想像して具現化されてＳＮＳだけならいざ知らず実際に電話やメールで発狂されても困るので、バカじゃねーんだから脊髄反射で怒り狂って突撃するのやめましょう。

無事を祈れ。我々に出来るのはそれだけである。（あとは募金くらい）