めぇー、めぇー(冒頭お気持ち表現の代わりのメーメーちゃん)
件(くだん)はみなさまご存じのように、顔が人間で体が牛の妖怪である。予言獣でもあるけど、四足獣に気を遣っているのか馬券を予想してくれたりはしない。そういう類のものだ。
これは件の剥製とされるもの。特に可愛くはない。
ところでドバイとはアラブのどちゃくそ金持ちの国である。
たぶんいけ好かないタイプの金持ちと、金持ちにすり寄る魂のステージの低い乞食ばっかりいそうだから、もちろん行きたいとも思わないし、行ったところで私みたいなのは入国前に弾かれる。
むしろこっちから弾いてやらあ!という気概を忘れてはいけない。心の中指はしっかり立てよう、ドバイタワーよりも堂々と高らかに。
まあ、おおよそそういう国だ。ファッキンカントリーだ。
ところで金持ちのいる場所には売春婦が現れるのが世界のビジネスの基本なので、当然ドバイにも売春婦は存在しているわけだけど、ドバイはいけ好かない金持ちの国なので、いけ好かない金持ちというのはいうまでもなくド変態でもあるので、ド変態なプレイをさせられて海に捨てられたり、場合によっては臓器を抜かれたりするという「まあ普通にそうやろな」って話が表にちらほらと出てきている。(わかりやすくいうと、ハンターハンターのツェリードニヒみたいなの)
当然、いけ好かない金持ちの国は人権意識もアレなので、どこの馬の骨ともわからない外国人など真面目に捜査してもらえるわけでもなく、ドバイ警察は当てにならない。信頼度でいうと胸ポケットに潜ませたボールペンの方が頼りになる程度だと思う。
もしかしたら話しかけた瞬間に、超粘っこい痰とか吐かれるかもしれない。いけ好かない金持ちの世界にはそんなイメージがある。
むしろ、そんな悪辣な偏見を持っている人間でよかったとも思う。