これは主人公のマチュ 辞典でマチュを引いたら「かわいい」って書いてあるよ
さて、放送が近づいている機動戦士Gundam GQuuuuuuXですが、放送が全12話の都合、結構知ってる前提のストーリーの進み方というか、説明の端折られ方がありそうだなと思うので、予習も兼ねてガンダムを学んでいきましょう。
まずガンダムの世界では、宇宙に出た人類(=スペースノイド)から誕生したジオン公国と、地球に残った人類(=アースノイド)が作った地球連邦軍の二大勢力があり、本来は豊富な資源と人数で勝る連邦が勝つのですが、ジークアクス世界はジオン公国が勝ったifストーリーなのです。
そのジオン公国は元々ジオン共和国という国だったのですが、首相であるジオン・ズム・ダイクンの突然の急死後、ザビ家が権力を握り、ジオン公国として本格的に地球連邦軍と対立、やがて戦争へと突き進んでいったわけです。
ザビ家の面々は
デギン・ソド・ザビ(父)、ギレン・ザビ(長男)、サスロ・ザビ(次男)、ドズル・ザビ(三男)、キシリア・ザビ(長女)、ガルマ・ザビ(四男)の父+5人兄弟、他にドズルの妻のゼナ・ザビ、娘であるミネバ・ラオ・ザビがいます。
今回はこの中で次男のサスロ・ザビについて説明していきます。
右がサスロ、手前がドズルです。
サスロは激情家で気性は荒いものの、裏表がなく感情をストレートに表現する性格の持ち主です。
ザビ家の中ではマスコミを牛耳っての世論操作や広報活動を主に行い、文官としての素質も高く、兄ギレンからも評価の高い人物。バランス型の性質ともされていて、野心家で冷徹な兄ギレン、少々お人好しな面があり良くも悪くも人間くさいドズル、プライドが高く野心的なキシリア、このめんどくさい兄弟たちを上手く繋げているバランサーでもあります。
戦後5年経っているジークアクス世界ではドズル・ザビはすでに戦死し、天性の魅力と求心力を持つガルマはすでに軍から離れ、父デギンもおそらく戦死しているため、ザビ家のバランスがどうなっているのか気になるところではあります。